【教育学でポン!?】2021年1月16日

すったもんだでいろいろあった大学入学共通テスト、本当に始まりました。できちゃうもんなんですね。どこにしわ寄せが行っていたのでしょうか。

大学入学共通テスト

■コロナ下で、初の共通テスト実施 各会場で感染防止策を徹底(共同通信)
■コロナ下、初の共通テスト 53万人志願、雪で再試験も(時事通信)
■コロナ禍の中で新テストに53万人(TBS NEWS)
■共通テスト1日目 コロナの混乱なく終了(TBS NEWS)
■共通テスト、タピオカミルクティーの出題も…「天橋立」では「ブラタモリ」に感謝の書き込み(讀賣新聞オンライン)
■緊急事態宣言の中 受験シーズン幕開け(CHUKYO TV)
■受験生はマスク姿、激励の姿なく 初の大学共通テスト始まる(京都新聞)
■コロナ対策の中 初の大学入学共通テスト<宮城>(仙台放送)
■初の大学入学共通テスト県内でも始まる(秋田朝日放送)
■大学入学共通テスト 目立ったトラブルなし(テレビ新潟)
■【長崎】新型コロナ感染対策しながら初の“大学入学共通テスト”(テレビ長崎)
■「専用の参考書で準備した」初の大学入学共通テスト始まる【高知】(高知さんさんテレビ)
■コロナ禍でも「実力で勝負したい」 共通テスト始まる(沖縄テレビ放送)
■初の共通テスト、トラブル相次ぐ…「他の人のせきが気になる」と訴える受験生も(讀賣新聞オンライン)
■「大学入学共通テスト」北海道 稚内市では悪天候で初日のすべて試験中止(北海道ニュースUHB)
■大学入学共通テスト 神戸大でトラブル、別室受験(神戸新聞NEXT)
■英語リスニングで23分間の停電、試験中断に(讀賣新聞オンライン)
■初の大学入学共通テスト 「対策役に立たず」「想定通り」初日終えさまざまな声(神戸新聞NEXT)
■共通テスト「英語」トレンド入り…難化か、悲鳴続々「むずかった」「無理」「エグい」(デイリー)
事前の予告通り、「単なる知識」を問うような問題がなくなり、「総合的な読解力と多面的・多角的な情報処理能力」を問うような問題になったようです。この変化は、単に「高大接続」だけでなく、「高校の教育内容」そのものを変えることを狙っています。単に暗記やパターン認識では問題を解けないので、本質的な読解力と情報処理能力を身につけるような授業に変わっていくことが期待されているわけです。そうすると、高校や中高一貫校が「どういう生徒を集めたいか」という傾向も変わります。高校や中学の試験のありかたも変わり、義務教育段階の教育の在り方もかわる、という寸法です。さて問題は、こんなふうに狙い通りにいくかどうか、ということです。机上の空論で終わらなければいいのですが、現実はとても複雑です。

■開成、桜蔭、女子学院…「超難関校」の入試問題に起きている大変化 「大学入試改革」の影響がここにも(PRESIDENT Online)
いちおう、高大接続改革からのドミノ倒しの第一弾で、進学校の入試問題には変化が起きているようです。問題は、これが本質的な教育観の変化になっているかどうかです。こういうものには、必ず副作用があります。まず分かりやすい副作用は「格差が拡大する」というところですので、現実がどうなっていくか、実態に注目していきましょう。

■海外エリート大学と日本の大学の「入試」に見る、根本的な違い(DIAMOND online)
海外では「大学の先生が入試そのものに加わらない」と、理由とともにしっかり指摘してあります。この事実を知らないで「オレの考えた最強の入試制度」について語る人が多すぎる日本。

■記述式など議論継続 25年以降の導入可否 入試改革「目玉」先送り・共通テスト(時事通信)
「そもそもペーパーテストをしない」という選択肢もありますよ。

■共通テスト2日目は真冬の寒さ 服装、健康管理に注意を(共同通信)
■受験生ご注意 17日は九州北部で雪も 大学共通テスト2日目(西日本新聞)
交通機関が止まりませんように。

教育全般(国内)

■日本海側で初めて2月に開校…『夜間中学』の説明会 学び直し等望む人が年齢や国籍問わず通学可能(石川テレビ)
ちょっとずつ各地に増えてきていますね。

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