【教育学でポン!?】2020年12月22日

今年の授業が終わった。うれしい。

オンライン授業・ICT

■使用時間の制限撤廃 デジタル教科書、普及促進 文科省(時事通信)
5年前に大学で購入したデジタル教科書は「CD-ROMからインストール」という間抜けな形態でした。やめれ。

■政府が進める「デジタル教科書」の“不都合な真実” 5年間使った小学校が「紙の教科書」に戻したワケ(デイリー新潮)
実証的なデータを蓄積していくこと自体は大事でしょう。しかし2400年前には「文字は人間を堕落させる」と書いた哲学者もいたわけで。

■立命館大 人工知能で教材開発する企業と入学試験のあり方などについて共同研究(ABCニュース)
こういうニュースを見ると、ちょっと焦るなあ。

教育全般(国内)

■教職員、心の病による休職過去最多 働き方改革が急務に(朝日新聞)
PDCAサイクルの「C」がこれだけ揃っているのに、いつまで経ってもさらなるCだけ積み重ねて一向に「A」に移らないのは、どう考えてもやる気がないからとしか思えないんだぜ。

■公立小学校「35人学級」へ、手放しで喜べるのか(大人んサー)
御指摘通りですね。財務省は日本を滅ぼそうとしているとしか思えません。

■今年だけで10冊以上、「性教育本」が出版ブーム 背景にある教育への不安(YAHOO!JAPANニュース)
とても大切な取組みです。かつての日本では、親以外の大人から「性」の知識を得ていました。しかし現代では、親や教師以外の大人が何かを教えるということがなくなりました。いわゆる「ナナメの関係」が機能しなくなっていることが、性教育が機能不全に陥っている背景にあるのでしょう。道徳教育の停滞など、教育問題全般の背景に共通にある構造です。

■小中教員、平均年齢が低下 高校は過去最高 文科省調査(時事通信社)
年齢構造がいびつなことは、かなり前から指摘されています。

■体罰が問題になった2高校が協定 「開かれた学校」づくり目指す(神戸新聞NEXT)
学校の友好連携は、国内国外問わず様々ありますが、こういう形もありですね。実質的な効果が挙がるといいですね。

■行き過ぎ校則 下着脱がせる、眉は書く、整髪料は洗髪…福岡県弁護士会調査(毎日新聞)
一度は下火になったのですが、ゼロ・トレランスが流行ってから、また変な校則が増えた気がします。

■鬼滅の刃フィーバーは教育分野にも。最近の教材に”キャラクター推し”が多いワケ(LIMO)
教育効果が挙がるなら何でも使っていいだろうと思いつつ、単なる金儲け主義に見えるところがなんともいやはや。

ブロトピ:今日の学問・教育情報