【教育学でポン!?】2020年12月10日

東京ステーションギャラリーで開催中の「河鍋暁斎の底力」を観てきました。下絵とスケッチ画中心の展示で、ユニークでした。線が荒々しいように見えて、実はすごく繊細なんですよね。大量の人物をバランス良く画面に配置する空間認識能力も凄いなあと、とにかく感心しながら鑑賞したのでした。

教育全般(国内)

■教員の出退勤時間を「改ざん」する行為が横行しかねない懸念が、実態調査から浮かび上がってきた(前屋毅)
まあ、誰もが予想したとおりの事態になりました。仕事が増えているのに、労働時間が減るわけがありません。

■仙台・いじめ調査改ざん問題 郡市長と教育長が陳謝(河北新報)
根本的に、発想が間違っています。現場の負担を増やす方向で解決策を出して、どうしますか。改善しないどころか、ますます現場が疲弊するだけの、超愚策です。「やってる感」を出したいだけで、意味がないどころか、逆効果です。教員の数を増やし、仕事を減らす方向で解決しましょう。

■生徒に説明不要? コロナ禍で修学旅行の行き先変更、起きる問題(大塚玲子)
率直に生徒に事情を説明した上で、学校が一方的に決断を下すのではなく、生徒も一緒に考えるのが理想的です。

■「ゆとり教育」は本来どうあるべきだったのか? 有馬朗人氏追悼:東大総長・政治家が最期まで渇望したもの(JBPress)
なるほど。これを機会にゆとり教育を再精査していいのかもね。

■【菅政権の子育て罰が止まらない】児童手当・Eテレ廃止・出産難民【もう日本では子どもは産めない?】(末冨芳)
御指摘ごもっとも。なんだか、もう、ね。

■東大生が断言「頭が悪くてすぐにググる人はもっと頭が悪くなる」(PRESIDENT online)
意味のない記事かも。分かる人は読まなくても分かっていることだし、分からない人は読んでも分からないからです。

■教師による子どもへの性暴力、「見て見ぬふりされた」6割超…「学校の闇」浮き彫りに(弁護士ドットコムニュース)
子どもが安心して心配事を打ち明けられる「第三の場所」みたいなものがあると良いように思いました。

■中学受験を目指すなら、小4から塾に入るのが当然? 塾通いの「適齢期」を考える(EduA)
ただただ、異常。保護者の不安感を無闇矢鱈と煽って、受験産業の思うツボ。

■大手学習塾「臨海セミナー」に同業19社が抗議 「悪質勧誘」「合格者水増し」告発される(J-CASTニュース)
教育を産業化すると、こういうことにもなるわけです。

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