【教育学でポン!?】2020年12月5日

よく寝た一日。

オンライン授業・ICT

■デジタル教科書は日本の教育にとって一つのシンボルになる」――堀田 龍也氏(東北大学大学院 教授)インタビュー(教育とICT Online)
個人的に思うのは、デジタル教科書になったら「いくらでも世界そのものにアクセスできること」が決定的な利点だろうと考えています。情報を教科書だけに詰め込むのでなく、外部の情報を無限に利用できるわけです。外部情報の利用は基本的に子どもに任せつつ、個々の情報の玉石を判断するのが教師の役割になるのではないかなと。

■ICT教育「できる先生」できない先生の圧倒的差 小さく始めて大きく育てるのがコツ(education×ICT)
アウトプット重視という指摘は、とても重要です。

教育全般(国内)

■30人学級不要論を唱える財務省試算の重大な欠陥―先生の声が聞こえない三密教室を放置?(末冨芳)
至極ごもっともな御指摘でした。

■教職員の異質許さない「ムラ社会」で起こる悲劇 生徒と一触即発も助けない、仲間同士のいじめも(東洋経済ONLINE)
悪い意味でのムラ社会になっている大きな要因は、スタッフの数が少ないことです。バッファがないと、簡単にこうなります。ゆとりある職場にすれば、簡単に解消することが多いでしょう。そんなわけで、現場の問題というよりは、教育に金を出そうとしない政治家と財務省の責任です。

■名門小学校の元副校長が「最近の親子は距離が近すぎる」と嘆く理由(PRESIDENT Online)
かつては、日本でもヨーロッパでも、生みの親以外の「育ての親」の存在が大きい時期がありました。子育ての責任をすべて生みの親に背負わせるような近代家族制度に根本的な問題が潜んでいる可能性はないでしょうか。

■児童手当を削る“親いじめ”!危ない政策の中身と「子育て罰」を受けるママたちの叫び(週刊女性PRIME)
政治家と財務省は少子高齢化を加速させようとしているわけですね。

■先生が足りない…精神疾患の休職目立つ 沖縄の公立学校で41人未配置(沖縄タイムス)
財務省の言うことを聞いていると、こうなります。

入試

■大学入試は「適当でよい」に転換すべき合理的な理由 コスパで測るコロナ下の学校教育と大学受験(第3回)(JBPress)
理屈としては、まあ分かる話です。個人的には、大学入学相当の学力を大学が測定しようと試みることそのものがナンセンスで、その作業は中等教育の領域で担当するべきものと思っています。大学はそのデータを踏まえて、100%AOでよろしい。

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