入学時期を世界基準の9月に変えてはどうかと主張し始める人が増えてきましたが、「教育学で、ポン!?」で最初に捉えたのは3月26日です。その前から主張している人も、けっこういそうです。
コロナウイルス
近世の日本には「若者組」という組織があって、男子は15歳くらいになったら実家を離れ、「若者宿」で集団生活しながら、人生に必要な知識と知恵と経験を身につけていきました。日本ではもともと「家庭教育」はさほど期待されておらず、「社会教育」に重点が置かれていました。
ということを、この「学習塾」の記事で思い出します。この学習塾は、実は現代の「若者宿」のような機能を持っているのかもしれません。家庭でもなければ学校でもない「第三の場所」を、多くの子どもが必要としています。
オンライン授業
■水戸市、小学生対象に授業動画を配信 分かりやすさ追求 新型コロナで休校中(茨城新聞クロスアイ)
教育委員会単位で動画を作成する動きが強くなっています。小中学校は、これでいいと思います。文科省が手を出すところではありません。文科省がやるべきことは、動画を作成することではなく、各教育委員会が動画作成をできるように適切な支援をすることです。特に人と金。
■新型コロナ危機で、オンライン教育は現状を変革する力になるか(Forbes JAPAN)
マクルーハンから予測されていたことです。この30年間でゆっくりと変化を続けてきましたが、いよいよパラダイムシフトの予感がしてきました。
■オンライン授業で意外な発見「教室では発言しない生徒が…」(tssテレビ新広島 ※映像と音声が流れます)
ここに見られるのが「メディア=媒体が変わる」ということの効果です。
■休校中の米国で進むオンライン授業 「バーチャル休み時間」で家庭学習は乗り切れるか(THE ANSWER)
なるほど、「バーチャル休み時間」ですか。いいことを聞きました。これは真似しよう。
■休校対応で幼児教育にもデジタル活用、配慮するポイントは? 実践中の先生に聞く(EdTechzine)
幼児教育にもオンライン教育ですか。できるものなんですね。