【教育学でポン!?】2020年4月6日

大学は閑散としています。本来なら、期待と不安が入り交じった新入生の姿がたくさん見られるはずでした。

コロナウイルス

一斉休校と学校再開であぶり出された教育現場への過剰な依存(BEST T!MES)

世間ではあまり認識されていないようですが、実は日本ではもともと親が子どもの教育や躾を行なっていませんでした。(じゃあ誰が子どもの教育や躾をしていたかというと、地域社会全体です)。親が教育をしないという昔からの伝統が現在も引き継がれていると考える方が、より正確な認識をもたらしてくれるでしょう。昔はできていたのに今はできていないなどと勘違いすると、話がおかしくなります。

再開撤回、休校延長相次ぐ 感染拡大で各地の自治体(共同通信)

まあ、こうなりますよね。

小学校「再開」でも現場はまるで油断できない訳(東洋経済オンライン)

たしかに油断してはいけませんね。

オンライン授業

遠隔教育、コロナで導入加速へ 学校側に課題、7割意向なし(時事通信社)

「7割意向なし」というのは、意識が低かったですね。まあ、国が教育に金も人も出さないから、やれなくても仕方なかったんですけども。これから大変です。

さいたま市「学習用動画」作成 休校対応で(日テレNEWS24 ※映像と音声が流れます)

教育委員会単位で対応するのは、現実的には賢いやり方かもしれません。

大学サイトでトラブル 新型コロナ対策のオンライン授業で学生アクセス殺到 立命館大(京都新聞)

立命館だけでなく、全国的にオンライン授業を成立させるためのインフラ整備が追いついていない恐れがあります。学生のWiFi環境も問題です。これから次第に状況が明らかになっていくでしょう。

教育全般

「子供の英語教育」を後回しにすべき理由とは(DIAMOND online)

ご指摘のとおり、専門的な知見から言えば、早期教育に意義はほとんどありません。お金と時間の無駄でしょう。

校則がない「麻布学園」理事長「過干渉が“指示待ち族”を生む」(マネーポストWEB)

経験上、麻布出身にユニークな人が多いのは間違いないですね。校則がないせいかどうかは分かりませんが。