【教育学でポン!?】2020年4月1日

会議が初めてオンラインで行われました。21世紀に一歩近づきました。

コロナウイルス

休校中の「闇部活」コロナ禍でも強行される異様(東洋経済オンライン)

専門的なことを言えば、部活動が学習指導要領に位置づけられるようになったのはつい最近のことです。つまり文部科学省が監督したり指導したりする法的根拠がなかったということです。逆に言えば、「部活動が強行」されるのは、教育行政だけの責任というよりは、むしろ公教育本来の学習活動を侵食している民間団体(営利企業やマスコミ含む)や、スポーツ選手に莫大な金と名誉を与えている市場原理そのものが責任を負うべき問題ではないかと思います。

一斉臨時休校も検討を 地域での自粛に合わせ 文科省(時事通信)
都立学校、5月の大型連休まで休校継続(共同通信)
学校の再開は?国→文科省→結局、自治体が判断へ(テレ朝news)

中央政府の決断を求める声が一部にありますが、地方自治の原則に沿って粛々と意志決定すればいいだけの話です。地方自治で決められるものまで中央政府に決めてもらおうとするから国民の無責任気質と権力依存体質が加速していくことを認識した方が良いだろうと思います。中央政府には中央政府のするべき仕事があり、地方自治には地方自治のするべき仕事があります。教育行政は地方自治が担う仕事です。中央政府のほうは、早急に効果的な経済対策を実行してください。マスク配ってる場合なのかどうか。

教育全般

東京と茨城の教育現場に異変!? いま「公立中高一貫校」が急増している理由(文春オンライン)

記事内では「理由」が説明されていませんでした。専門的に言えば、小中一貫校も含め、学校教育法の「633制」の見直しという原理的な問題です。受験実績だけに目を向けるのは、極めて視野が狭い話です。