この機会に「拙速/巧遅」という対概念を利用して物事を判断する見方を身につけるとよいのではないかと思います。具体的には、孫子が「兵は拙速を尊ぶ」と言っているわけですが、さて。
コロナウイルス
■国の休校要請、高校生の意見は? 「遊ぶに行くなら意味ない」「急すぎ」(高校生新聞)
■“臨時休校”で給食停止 業者からは悲鳴 「収入ない。お手上げ…」 行政に補償を求める声も(長野放送 ※映像と音声が流れます)
■休校で給食キャンセル 600万円ほどの損失 三幸パン【佐賀県】(SAGATV)
■落ち込む子供、親や先生の混乱と不安…。一斉休校で突然終わった今年度の学校生活(LIMO)
■休校対応丸投げ、学童職員の悲鳴「1日11時間勤務、もう限界」。新型ウイルス対応で(BUSINESS INSIDER)
■「一斉休校は歴史に残る愚策」 国の新型コロナ対応、元文部官僚の寺脇氏が痛烈批判(まいどなニュース)
■子どもたちに読書の時間を 根室市図書館、休校で児童らに宅配(毎日新聞)
■分散登校10日にも開始へ 体育館などにクラス分けず集まる方針 北海道(北海道放送 ※映像と音声が流れます)
■校舎の一部開放、勉強に励む(山形新聞)
■最後の1日は突然に…“臨時休校でお別れ” 6年生から贈られた言葉に担任「本当に胸が詰まる思い」(東海テレビ)
■臨時休校の小学校から担任教諭が家庭訪問(福井県)(FBC ※映像と音声が流れます)
■横浜市立学校の休校延長は 市長「再開と休校以外も」(tvk ※映像と音声が流れます)
■”新型コロナ”感染の児童が通う小学校 対応に追われる(テレビ高知)
休校措置に伴う影響が各方面に具体的な形で出始めております。実際に起こった出来事を、しっかり多面的に把握していきたいと思います。
教育全般
■教員の働き方が非効率なのは「タイムカードがない」からだ(PRESIDENT Online)
さて、本当にそうでしょうか? あるいは仮に本当だとして、本質的な理由なのでしょうか? 教育学ではもっと根本的な理由(教師は労働者かという問題)を70年ほど前から指摘し続けているんですけど、時の政権や文部省が頭ごなしに否定してきてるんですよね。そういう教育学の知見と経験を踏まえると、なし崩しに問題の焦点がズラされて、本質的な問題から目を逸らされているような気がしてならないのです。