【教育学でポン!?】2020年3月2日

妻との食事中の話の中で、現時点で感染を食い止めることの重要性について、1人から2人、2人から4人、4人から8人、8人から16人という「指数関数」の観点から話をしたのでした。数学が分かっていると、大局的な見通しを立てられます。

コロナウイルス

一斉休校でわかった日本人のレベルの低さ(Newsweek)

まあ専門家の立場から指摘させてもらえれば、「日本ほど、世界で教育に関心のない国はない」というのは極めて根本的な大間違いで、同じことを言うにしても「日本ほど、世界で教育に関心のない国はない」と表現したほうがより適切だったと思いますよ。だって「塾」には大勢が通っているわけです。

「一斉休校」の影響 子ども受け入れの学校・学童の現状は? 新型コロナウイルス(カンテレ)
「スタディサプリ」全国の小、中学校、高等学校に無償で提供–休校中の家庭学習を支援(cnet Japan)
休校中は「原則は自宅待機」!? 文科省の説明に自民党も大混乱 「学童パンク」の懸念も(FNN PRIME)
保護者の卒業式出席、一転OK 広島県廿日市市教委 反対相次ぎ禁止通知撤回(中国新聞デジタル)
臨時休校で 学習塾の現場は(RKK熊本放送※映像と音声が流れます)

専門家としては、国家的決断の結果として様々な現場で何が起こったか、まずは現実の把握に努めたいと思います。

「若者が感染拡大、密集地避けて」専門家会議が呼びかけ(朝日新聞DIGITAL)

最初聞いたとき、「どうしてパチンコ屋は入ってないんだ」と思いましたが、みんな思うことは同じだったようです。

臨時休校で有給休暇、賃金を全額助成…厚労省が保護者支援(讀賣新聞オンライン)

なるほど……(いろいろな抜け道と、それを潰す方法を考える)

教育全般

「心愛さん 全身に皮下出血」、司法解剖の医師が証言(TBS NEWS)

※映像と音声が流れます。
酷い話です。とはいえ、単に家族に対して管理を強めるだけでは、問題は根本的には解決しないどころか、むしろ悪化させるだけでしょう。家族が子育てを一手に引き受けなければならないという考え自体が極めて新奇なイデオロギーであることを歴史的に認識し、「共同体による子育て機能」が失われてきたことを踏まえた上で、家族が果すべき役割を改めて考えていく必要があります。

現役教師が「ほめると叱るで伸びるのは偏差値50まで」というワケ(MAG2NEWS)

言いたいことそのものは分からないでもないですが、「偏差値」という言葉の使い方がかなり乱暴で、様々な誤解を引き起すだろうことは懸念します。

落ちこぼれ、不登校の最大の原因は教室の“同質性”にある(文春オンライン)

それ苫野一徳氏の主張そのままですよね、と指摘しようと思ったら、苫野さんの原稿でした。