【教育学でポン!?】2020年2月19日

妻と食事中、今日は子ども食堂の運営の話になりました。いろいろと考えるべきことが多いなあと思いました。

教育全般

学校が早く終わっても…4時まで外出禁止 「4時禁」はブラック校則? 岐阜県教委が見直し求める(CHUKYO TV NEWS)

議論もなにも、憲法に保障された「自由権」を、「子どもだから」という理由で侵害することが許されるかどうかという話ですよね。

大学入試の未来はどうなるのか ―第3回検討会議の内容と委員の腹積もり―(HARBOR BUSINESS Online)

詳細については議事録をしっかり読むとして。岡委員の発言にある「入試は本来アドミッションポリシーに基づいて各大学が選抜するものである」が、私としても正論に見えるわけです。しかし世間様の圧力のせいもあって、この方向では議論が進まないんですよね。世間のほうが「学力=偏差値」という考え方に縛られているように見えます。

知識ではなく精神を育てる「シュタイナー教育」。学校教育との違いを紹介!(オリーブオイルをひとまわし)

シュタイナーは、オーストラリアではなくオーストリア出身ですね…。個人的には、シュタイナー教育の本質的なことを掴もうと思ったら、1920年代ドイツという特異な空間についての理解が必要になると思っています。

小学校入学までに先取り学習はする?教え方が学校と違うと子どもが混乱するケースも(ママスタセレクト)

まあ、悪くない内容でした。教育学的な知見では、「先取り学習」を押しつけることにほとんど意味はないというのが常識です。すぐに追いつかれますし、副作用の方が大きいからです。子どもの個性と発達段階に配慮すること、つまり子どもが興味を持ったときに働きかけるのが、幸せに一番近いでしょう。

坂井市の小学校で「2分の1成人式」(FBC)

※映像と音声が流れます。
教育学的には、「2分の1成人式」にそもそも教育的意味があるかどうかが問題となります。ところで成人年齢が18歳になっても、「2分の1成人式」は10歳なんですね。

大人目線で見る、中学受験の厳しい現実ーー『二月の勝者』の圧倒的情報量とその残酷さ(Real Sound)

東京だけに見られる特有の中学受験は、ガラパゴス的な自由競争下の進化の結果ではありますね。所詮はガラパゴスという認識は持っていたほうがいいと思います。