【要約と感想】鹿嶋真弓『教師という生き方』

【要約】教師はたいへんですが、やりがいのある仕事です。喜びを一度知ったら、やめられません。特に、学級担任の仕事が醍醐味です。
教師として生きるには、「情熱」に加えて、「技」が必要になります。その技として、構成的エンカウンターは効果的です。崩壊した学級を立て直してきました。
女性の教員は確かに大変ですが、担任としては「当たり」です。

【感想】前向きで、元気が出る本だ。学級経営の際に具体的に役に立ちそうな技も紹介している。特に教員を目指す女性にお薦めの本かもしれない。大学生になってからではなく、高校生のうちに読んでおくといいのかも。
出産や育児に関して、状況はいくぶん改善されているので、そのあたりはフォローしておいたほうがいいのかも。

鹿嶋真弓『教師という生き方』イースト新書Q、2017年