【静岡県浜松市】近藤康用屋敷跡は駐車場になっていたが、浜松城はかっこいい

浜松に行ってきました。
浜松城、天守閣は復元ですが、黒くてなかなか立派。近くから見るとこぢんまりしているようですが、遠くからだと高台の上に立派に聳えているように見えます。

特に桜の季節は、黒い天守閣が映えますね。(2013年3月29日訪問時)

が、浜松城がメインではなく、今回は「犀ヶ崖」へ。「さいががけ」と発音しますが、地元の方のイントネーションは「さ↑いが↓が↑け」ではなく「さ↓い↓がが↓け」でした。

ここは武田信玄が遠江に進行した際、徳川家康を蹴散らした「三方原の戦い」における一戦闘地です。

本戦で惨敗を喫した家康側が計略を用いて武田側に一矢報いた戦闘で、騙された武田軍が険しい崖の底に落ちていったところです。今でも険しい崖の跡が深々と残っています。当時はあの世への入口と恐れられていた場所のようです。

犀ヶ崖には資料館も建っていて、三方ヶ原の戦いについて学ぶことができます。

そして、大河ドラマで悪者になっている近藤康用どのの屋敷跡推定地にも行ってきました。浜松城公園の一角ですが、今は見事に何もありません。

浜松は大河ドラマの舞台として盛り上がっていて、遠州鉄道の高架下では大河ドラマ館が営業しています。

安定の顔出しパネル。

しかし浜松駅にある顔出しパネルのインパクトにはかないません。ウナギから顔を出す発想て。

駅前には、ゆるキャラ家康くんのモニュメント。

4年前に浜松に行ったときは、城に家康くんの着ぐるみが来ていました。袴がピアノとか、全体的な造形の無理矢理感がいいところ。

家康は鵜殿氏本家の仇敵なんですけれどね。しかし過去の遺恨は水に流し、ウナギパイをお土産に浜松をあとにしたのでした。
(2017年9月20訪問)