【栃木県宇都宮市】蒲生神社の鳥居にいるキャラはなんですか?

宇都宮の神社を回ってきました。

宇都宮に来たので、とりあえず、餃子を食べます。「宇都宮餃子 来らっせ」は、市内の餃子店が一カ所に集まっていて、食べ比べができてとても便利。昭和な雰囲気も素敵です。安定の顔出しパネルのネタは、宇都宮駅前にある餃子女神像。

来らっせから徒歩10秒で、下野国一宮の二荒山神社。街中にいきなり現れる巨大な鳥居が印象的。
主祭神は豊城入彦命という東国の支配を担当したと言われる伝説の皇族となっています。宇都宮周辺は古墳も多く、下野薬師寺や国分寺など官立の寺も多いですね。地方支配への権威付けのため、伝説の命が主祭神として仮託されているように想像されます。

二荒山神社から15分ほど歩くと、八幡山公園に。その中腹に塙田八幡神社。この、参道の整備が行き届いていないワイルドな感じが、味わい深いですね。

八幡神社の隣の尾根には、蒲生神社。主祭神は、宇都宮出身の学者、蒲生君平。学者が祀られていることから、学問成就の神社として信仰されているようです。せっかくなので、レフリー論文がたくさん通るようにお参りしてきました。通れ~。

ここには、宇都宮出身の初代横綱、明石志賀之助も祀られています。郷土の偉人を神として讃える趣旨の神社のようです。

境内にはいくつか不思議なものがありました。ジャンボすべり台の残骸とか。

参道入り口の鳥居の下には、謎のキャラクター。これは、なんでしょう? 台座が賽銭箱を主張しているのも、ちょっと意味がわかりません。「學」って書いてあるのは、学問の神社をアピールしているんでしょうけれども。

ただ、背後に回ると、「夢」って字を背負っています。意味がよく分かりません。

このキャラクターが何なのか、ご存じの方がいましたら、教えてください。
(※2018年10/6追記)
このキャラクター、分かりました。中国の「貘」を模した「夢福神」というキャラクターでした。悪い夢を食べて良い夢を与えてくれます。栃木県内に夢福神は9体あるそうで、「九難除け」として巡るそうです。特に蒲生神社は「学業成就」を担当しているとのこと。いやあ、偶然にも私がいちばん求めている福だったぞ。ああ、すっきりした。

(2017年8/29訪問)