【千葉県館山市】大福寺崖観音からの眺めは絶景だった

房総半島(内房)のそうとう先っちょ、チーバくんの脛のあたりに大福寺「崖観音」があります。同系統では三仏寺投入堂ほどの迫力はないものの、他にない魅力があるお堂です。

お寺の入り口から見上げた崖観音はこんな感じ。けっこう遠くのほうからも目立って見えます。

本堂にお参りして、崖観音へ。真下から見上げると、こんな感じ。

さくさく階段を上って、お堂へ。いま建っているのは、関東大震災の後に再建したお堂のようです。去年の9月に改修工事が終わって、朱色に輝いています。行基が掘ったと伝えられている磨崖仏は、拝むことはできませんでした。残念。

お堂から見下ろす景色は、壮観です。鏡ケ浦(館山湾)を挟んで、海の向こうに館山が見えます。お寺からのスタート地点が既にけっこう高台なので、そんなに階段を上らなくても眺望が楽しめます。

大福寺の隣に位置する諏訪神社は、石切場の跡に建てられているようでした。北に15kmほど行ったところに石切場で有名な鋸山があるわけですが、このあたりからも石をとっていたようです。
(2017年8/8訪問)